安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて"真実"のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは、クロちゃんの冠番組「クロナダル」。今月から、念願だったキー局での冠番組がスタートしたクロちゃん。パートナーはコロコロチキチキペッパーズのナダルで、「クズ芸人」と呼ばれることの多い2人がタッグを組んだとあって、すでにSNSでも話題になっている。初タッグを組むナダルについて、クロちゃんは何を思ったのか。初回の収録・放送を終え、いろいろと感じたことがあったようだが、ナダルの素顔や番組への思いを語ってもらった。
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ボクとナダルの冠番組「クロナダル」(テレビ朝日系)が、今月からスタートした。ボクは、これまでローカル局での冠番組(「レンタルクロちゃん」など)の経験はあるんだけど、キー局+ピンでは、これが初めてだったから、知らされた時は、ほんと、めちゃくちゃうれしかった。最初は、いまいち信じられなくて、「ドッキリかな」と、正直疑った瞬間も何度もあったし。
ちなみに、ナダルにいたっては、ピンでの冠番組自体が初めてみたい。芸人にとっては、冠番組って一つの夢みたいなものだから、ナダルも相当うれしかったはず。だって、この番組が、きっかけで、自分の人生が変わる可能性もあるんだからね。「抱かれたくない芸能人ランキング」常連の2人が、まさか冠番組を一緒にやることになるなんて思いもしなかった。やっと時代がボクらに追いついてきたってことかな。
と、そんな、えらそうなことを言ってみたものの、初回の収録や放送を終えての感想はというと、「何の手応えもない」というのが正直なところ(笑)。たぶん、ナダルもそうだし、スタッフさんもそうだと思う。あるスタッフさんがポツリと「まだ方向性決まってないんですよ」とさらっと言っていたし。いやいや、そこは、決めててほしいしん!
だから、現状は、いったい何が面白いのか、何が正解なのか、きっと誰もわかっていない(笑)。まあ、そういう、ゆるい雰囲気が番組の良さになればいいんだけどね。
ちなみに、初回放送は、ボクとナダルが全身タイツを着て、スタッフさんからのいろんな質問に対して2人の答えを一致させるというゲーム的な内容だった。答えが一致しなかったら、ボクらが座っているいすに、電流が流れるというお仕置きも。