(写真はイメージ/GettyImages)
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 熱中症対策のための日常的な水分補給にスポーツドリンクを飲んでいる人も多い。スポーツドリンクは体に良さそうなイメージがあるが、多くの現役アスリートも通うトレーニングジム「IPF」代表のカリスマ最強トレーナー・清水忍さんによると「運動をしていない人がスポーツドリンクを日常的に飲むのは、糖質の過剰摂取になりやすいので、おすすめしない」という。清水さんが監修した『運動習慣ゼロの人のための疲れない動けるからだをつくるテク』(朝日新聞出版)から、運動していない人がスポーツドリンクを日常的に飲まない方がいい理由を紹介する。

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スポーツドリンクを飲み過ぎるとカロリー過多に

(イラスト/ひらのんさ なかざわとも)

 糖質は、特に脳のエネルギーとして欠かせません。とはいえ必要以上に摂取すると、カロリー過多になります。また、栄養不足を招いて疲れやすくなることがあります。

 糖質の代謝には特にビタミンB1が関わっていますが、これが大量に消費されると、糖質を摂ってもうまくエネルギーに変えられず、結果的に疲れやすくなるのです。運動していない人は、 スポーツドリンクを日常的に飲むのはやめましょう。

 500mlのスポーツドリンクを3本飲むとしたらの60〜90gの糖分を摂取することになります。糖質は、疲労を防ぐこともあれば、悪化させることもあります。大切なのは、自分のカラダに合った摂取量を守ることなのです。

(イラスト/ひらのんさ なかざわとも)

 逆に、習慣的に運動している人は、タンパク質だけでなく糖質もきちんと摂取して、消費される分をこまめに補う必要があります。60〜90gの糖分を摂っても過剰になることはなく、普段からスポーツドリンクをゴクゴク飲んでも問題ありません。

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スポーツドリンクの効果を高める飲み方とは?