「自分には高さがない分、強さに磨きをかけないといけない。世界に出れば、相手選手とのコンタクトはよりタフなものになるので、強い体を作るためのトレーニングを重ねています」
私生活もバスケ中心に組み立てている。オフの日は体のリカバリーのため食事や睡眠にも気を配る。
「バスケがない日は極力休みたいし、インドア派です。アウトドアは好きだけど、疲れるじゃないですか(笑)。そうするとバスケのトレーニングの質も下がるかなと思って。最近は漫画も読まないし、映画も見ないし、ゲームもしないです。友達と電話したり、ごろごろしたり、体を休めることばかり考えています」
バスケが好きでたまらない。やめたいと思ったこともない。自他ともに認めるバスケ青年は、撮影の合間もボールと戯れ、ペイント外からのシュートは一度も外さなかった。(編集部・秦正理)
※AERA 2023年10月16日号