安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて"真実"のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは、クロちゃんが語尾につける言葉「しん」。人気バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」などでの活躍もあり、もうすっかり世間に定着してきた感のある「しん」。しかし、クロちゃん自身は、意外にも、日常会話で使うことはほとんどないという。それは一体なぜなのか。
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ボクが「しん」を使うようになってから、もう8年以上になる。響きがかわいいし、短くて使いやすいから、SNSでは何度も使っちゃう。
ありがたいことに、ここ数年で、一般の人たちへも、かなり浸透してきているようにも感じている。ロケなどをしていても、「◯◯だしん」とかって声をかけられることが、以前よりも格段に増えたからね。ボクは、年に一度アイドルフェスを開催しているんだけど、出演者のアイドルの子たちが、「しん」を使ってあいさつしてきてくれたりするのも、もう当たり前のような光景になってきた。ほんと、うれしいねー。
そのほかでも、千原ジュニアさんがIPPONグランプリの解答で使ってくれたり、ものまねタレントのホリさんが、ものまねグランプリやSNSでボクのものまねを披露してくれている影響もかなり大きいと思う。
ボクが何げなく使い始めた言葉が、こんなにも多くの人に認知されてきたなんて、すごく感慨深いね。
ここ最近は、仕事やプライベートでの会話で、「しん」を使わずにいたりすると、「意外と『しん』って言葉使わないんですね?」と、少し残念がられたりすることも増えてきた(笑)。
どうやら、ボクという人間は、会話の中で、「しん」をガンガン入れてくると思われているみたい。まあ、SNSでは使わない日はないから、そう思われても仕方ないかもしれないね。
でも、実は、普通の会話の流れで、「しん」を使うことってほとんどない。
ちなみに、SNS以外で、ボクが「しん」を使う主な場面といえば、バラエティー番組などに出演する時の登場シーン。そのほかでは、収録中に誰かがボケたり、ツッコんだりしているようなちょっとしたおふざけのシーンで、たまに使うくらい。ぶっちゃけ、テレビ出演ではタイミングを逃しちゃうと、一回も使わないことも珍しくない。