24時間マラソンで株を上げたヒロミ

 今年の「24時間テレビ46 愛は地球を救う」(日本テレビ系)でチャリティーマラソンに挑戦したタレントのヒロミ(58)。“おじさん代表”として、語呂に合わせて102.3㎞を見事完走。炎天下、58歳の体にむち打って100㎞以上を駆け抜けた彼の勇姿には称賛の声が相次いだ。後日、自身のYouTubeチャンネルでチャリティーマラソンの舞台裏を明かし、「20㎞ぐらいで無理かもしれないと思い始めた」「一生でこれだけ頑張ってくださいって言われたのは初めて」と述懐。この動画も配信2日で115万回再生を突破するほどの“神回”となった。テレビ局のプロデューサーはこう語る。

【写真】妻・松本伊代が17歳のときの貴重なショット

「58歳のおじさんが松本伊代さんと2人のお子さんに声援を送られながら必死にゴールテープを切ったシーンは、作り物ではない感動がありました。実際、ゴール直後が今回の『24時間テレビ』の瞬間最高視聴率でした。チャリティーマラソンを走ることは、ヒロミさん本人の希望で当日の発表でした。それも『おじさんだから、前もって発表するのは恥ずかしい』という理由がいかにも彼らしい。ヒロミさんが走ることは本当に一部のスタッフしか知らされていなかったようです。同番組が終わった直後に始まる『行列のできる相談所』では生放送でチャリティーランナーを迎え入れるのが恒例企画になっていますが、『行列』スタッフにすらランナーの名を伏せる厳戒態勢ぶりだったといいます」

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藤原三星

藤原三星

ドラマ評論家・芸能ウェブライター。エンタメ業界に潜伏し、独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を書き続ける。『NEWSポストセブン』『Business Journal』などでも執筆中。

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マラソンを走る姿に「品があった」