さらにラグビーの国際統括団体、ワールドラグビーの代表選手規約の変更により、過去にニュージーランドやオーストラリアなど他国の代表に選ばれたことのある選手も一定の条件下で選出可能に。この二つの追い風により、代表強化は4年前に比べて大きく進んでいる。
日本としては、初出場のチリには確実に勝ち、過去2大会連勝しているサモアも下して、最低限でも4年後の出場権を獲得できるプール3位以上を確保したい。過去2大会は日本が予選免除となったために、他のアジアのチームが夢の舞台に挑戦できる門戸が広がった(日本大会、フランス大会ともに香港が世界最終予選に進むも出場権は獲得できず)。その門戸を確保するのはアジアの盟主としての責任だろう。
日本代表チームは18日まで国内で合宿を行った後に渡欧し、27日にイタリア代表と最後の強化試合を戦ってワールドカップに臨む。