安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて"真実"のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「職務質問」。先日、SNSで警察官から職務質問(以下:職質)をされたことを明かしたクロちゃん。なぜか、普段から職質されることが異常に多いという。過去には、交番に連れていかれそうになったこともあるとか。クロちゃんが、悲しき「職質」体験を振り返る。
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最近、職質される機会が増えている。先月は2回もされてしまったし(笑)。以前よりも、コロナもだいぶ落ち着いてきて、みんながあまりマスクをしなくなってしまったから、毎日マスクをつけて外出するボクみたいなタイプは、どうしても目立ってしまうのかもしれないね。
ちなみに、ボクは、もともと、職質をされることが異常に多い。コロナ前は、月1~2回は、必ずされていた。「嘘だろ」って思われるかもしれないけど、いちばん多い時で月に5回。数十メートル歩く間に、2回連続でされたこともあったからね。あれは、たしか駅の構内で1回目、改札を出た後に2回目って感じだったかな。その時は、さすがに「いやいや、さっき数十メートル後ろで職質されましたよ?」って必死に伝えた(笑)。もちろん、そんなことを言ってもスルーしてくれるわけもないから、また同じような質問に答えなきゃいけなくて、時間がかかって大変だった。そういえば同じ警察官に、1日に2回職質されたこともあった。2回目は、さすがに「また君か。ごめんね」とかも言われたし。「また君か」じゃないしん! そんな職質についての愚痴みたいなことをSNSでつぶやいたら「日本の警察は優秀だ」とかもいわれるし。もう、ここまできたら、笑うしかない(笑)。
「みんなと同じようにマスクを外せば?」って思う人もいるだろうけど、ちょっと外しにくい事情もある。こんなボクでも、ありがたいことに、街で声をかけてもらえることがちょくちょくあるんだよね。ときには、「サインください」って言ってくれる人なんかもいるし。それは、めちゃくちゃうれしいことなんだけど、やっぱり仕事現場に急いでいる時とかは、なかなかそれに応じることが難しいんだよね。せっかく声をかけてくれたのに、きちんと対応できないっていうのはやっぱり申し訳ないから、なるべく、そういう機会を減らすために、ボクの場合、マスクをつけているんだ。「芸能人ぶって調子のってんじゃねえ」とかって思われそうだけど、マスクは、ボクなりの配慮のつもりなの。