――ギャルの定義ってなんでしょう?
のあぴ:メイクしてない人はギャルじゃない。
母:のあは、まだマインドの話は難しいからね(笑)。私が思うのは、ギャル的な見た目はもちろんだけど、自分の意思をしっかり持ってるかどうかかな。私がギャルしてたころだって、周りからすっごい軽蔑の目で見られたけど、好きなファッションやメイクをしてるだけで、別に悪いことしてないしって思ってました。周り気にしてたら、ギャルなんてできませんよ。
私、5年前にそろばん教室を開いたんですけど、初めて会った親御さんにはときどき、「あなたが先生?」って驚かれるんですよね。でも私には、そろばんの先生だから髪の色はこうじゃなきゃとか、そんな固定概念はなくて、もしそれが嫌な人は入らへんでいいと思ってて。しっかり意思持ってやってるので、見た目は昔と比べたら落ち着いたけど、マインドは10代のまま止まってるんかな。
――ネット上では、のあぴさんへのアンチコメントも寄せられるとか?
母:「親のおもちゃや」とか、「髪染めてるから将来ハゲる」とか。でも、面白く捉えるようにしてます。
のあぴ:面白いん!?
母:面白くはないけど(笑)、たとえば長文のコメントが来たら、「めっちゃ興味持ってくれてるやんな」って受け止める。「日本もお先真っ暗や」って言われたときは、「あなたが未来を明るくできるよう頑張ってください」って返しました。のあもアンチは気にしてない?
のあぴ:うん。落ち込みはせん。でも、うざっ!!!
母:ははは(笑)。私、のあにちゃんと言うんですよ。「これから有名になったら、アンチも増えていくかもしらんで」って。でも私とか旦那が深刻に捉えてたら、のあも違うと思うんですけど、2人ともギャルしてたころのまんまポジティブやから、家族みんな気にしてません。