なにわ男子の2ndアルバム「POPMALL」はショッピングモールのような多様さを目指した[撮影/蜷川実花、hair & make up miura(JOUER) styling 井元文子(Creative GUILD)、costume テーラーガーメンツ、HEOS prop styling 渡邉なおこ(te-n.)]
なにわ男子の2ndアルバム「POPMALL」はショッピングモールのような多様さを目指した[撮影/蜷川実花、hair & make up miura(JOUER) styling 井元文子(Creative GUILD)、costume テーラーガーメンツ、HEOS prop styling 渡邉なおこ(te-n.)]
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 2ndアルバム「POPMALL」を7月12日にリリースする「なにわ男子」の道枝駿佑さん。アイドルへのブレない思い、メンバーとの強い絆、そして、俳優としても躍進を続ける現在の心境を語った。AERA 2023年7月10日号の記事を紹介する。

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――なにわ男子の2ndアルバム「POPMALL」のリード曲はメンバー7人がショッピングモールの店員に扮したミュージックビデオ(MV)が印象的な「Poppin’ Hoppin’ Lovin’」だ。

道枝駿佑(以下、道枝):タイトルからもMVからも、リード曲だとすぐわかるくらいアルバムを象徴する曲です。「Poppin’~」のように、明るく元気ななにわ男子らしい曲もあれば、激しい振り付けの「LAI-LA-LA」や、初めてパンクに挑戦した「Tutti Frutti」もあって、なにわ男子の新しい幅が楽しめると思います。

――アルバムを引っ提げた全国ツアーに向けて、ライブの演出を手掛ける西畑大吾を中心にミーティングを重ねる日々だという。

■いずれまた作詞したい

道枝:もともと僕は、気を使ってあまり意見をはっきりと言わないタイプでした。でも、自分たちの曲だからこそ意見するのは当たり前。思ったことがあればすぐに意見を言ってくれる(大西)流星くんや丈くん(藤原丈一郎)の姿を見て刺激を受け、今は7人全員で積極的に案を出し合っています。「そういう見方もあるんだ」という発見もあって面白い。ツアーに向けてグループの一体感は増しています。

――道枝は以前、デビューに向けて仲間と切磋琢磨する日々をしたためた楽曲「Time View~果てなく続く道~」で作詞をしたことがある。グループにとって今なお特別な意味合いを持つ一曲だが、今後また作詞するとすればどんな歌詞になるだろうか。

道枝:あの曲は、ジュニア時代に「歌い継いでいけるバラードがほしい」という話になり、前から詞を書いていた「Time View」がぴったりだと思ったのでプロデューサーの大倉(忠義)くんに送ったら採用されました。でも、こんなにメンバーもファンの方も大事にしてくれる曲になるとは思っていなかった。歌えば歌うほど味が出てくる。デビュー20周年とかを迎えた時に、より味わい深い曲になっているといいですね。

 いずれまた作詞はしたいなと思っていて、大枠は考えてあります。レーベルの方とどのタイミングが良いかを相談していきたい。周年でできたらいいですよね。そう言ったらもうやるしかないですけど(笑)。「Time View」はあの時だからこそ書けた歌詞ですが、これからもっと語彙力を伸ばして、例えばヒゲダンさん(Official髭男dism)の曲みたいにお洒落な比喩表現ができるようになりたいです。

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