承認欲求とは「他者から認められたい」という欲求のことですが、それが強くなる背景には日頃のストレスや不満があると言われています。右肩上がりに「いいね」の数を増やさないと満足できないとしたら依存傾向を気にするべきかもしれません。
そもそもSNSでは、ウソやつくり話を発信することも可能。本当の自分ではない、架空の人物を装うこともできるため、SNSの評価=リアルな評価というわけではないのです。
また、若い世代を中心にSNSの反応がプレッシャーになってメンタルに悪影響を及ぼしているという指摘があることから、ツイッターやインスタグラムでは「いいね」を非表示にする実験も始まっています。
SNSよりも、リアルな「等身大」の自分を充実させれば、SNS上での評価は気にならなくなっていきます。SNSとの距離が近づきすぎていないか一度振り返ってみましょう。
(構成 生活・文化編集部 端 香里)