永山瑛太
永山瑛太

■兄のドラマを何百回も見た

 また、14年10月11日に行われた映画「まほろ駅前狂騒曲」の公開記念イベントでは、主演の瑛太が絢斗について語っており、「弟は僕の家に来てiPhoneいじって、気づいたら寝てる」と明かしていた。そうしたところを見ると、プライベートでも兄弟水入らずの時間を楽しんでいるようだ。

「絢斗のほうも兄と飲みに行ったり、カラオケもよく行ってたりすることを過去にトーク番組で何度か話しています。また、4月に放送されたバラエティー番組に絢斗が出演した際は、中学1年のとき、瑛太の映画デビュー作『青い春』に衝撃を受け、何百回も見ており、同じタイミングでセリフも言えたと告白。そして高校に入り、絢斗が兄に『学校を辞めて役者やりたい』と相談したところ、プロデューサーを紹介してもらったそうです。一方、プロデューサーからは『高校ぐらい卒業できない奴が役者やれると思うな』と厳しく言われ、これに一念発起。在籍していた通信制高校の単位を半年で全部取り、その後、薦められたオーディションを受けて、役者人生が始まったといいます。瑛太がキッカケで絢斗が役者を始めるようになったことからも、兄弟の信頼関係はかなり強いでしょう」(同)

 永山家は実は三兄弟。いちばん上の兄との仲も良さそうだ。女性週刊誌の芸能担当記者はこう話す。

「瑛太さんの兄である、永山竜弥さんも実は2020年に俳優として再デビューしています。竜弥さんは再び役者としてドラマ出演が決まった後、兄弟に事後報告したそうですが、『兄貴はやるべきだよ』と瑛太さんも絢斗さんも背中を押してくれたと、以前にインタビューで明かしていました。ドラマに出演した際は、瑛太さんから『良かったよ』とLINEが来たそうです。また、数年前に竜弥さんが喫茶店で写真展を開催したときは、瑛太さんが『(兄を)よろしくお願いします』と、開催日の前日にあいさつに来てくれたとか。そんな兄弟思いの瑛太さんですから、逮捕された弟に対する厳しい言葉はありながらも、今後は弟の更生に向けて手を差し伸べるのではないでしょうか」

 瑛太の口から出た「許さない」という厳しい言葉は、最愛の弟にどうにか立ち直ってほしいという“愛のメッセージ”なのかもしれない。

(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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