肉を構成するのは、動物性たんぱく質と動物性の脂肪で、これらを体内で燃やすには、とても時間がかかってしまいます。その分、体に負荷がかかり、体脂肪が多いままの体では、どんどん大きくなってしまうのです。

 一方、植物性たんぱく質は低カロリーで、筋肉をつける材料として効率がいいんです。特に大豆たんぱくは血中コレステロールや中性脂肪を減らし、心臓病や更年期障害の予防もしてくれます。そして何よりも体脂肪の燃焼に効果があります。

 例えば、植物性たんぱく質を多く含む食品は以下のようなものです。

  • 木綿豆腐150g(たんぱく質10.5g/120kcal)
  • 納豆40g(たんぱく質6.6g/80kcal)
  • 豆乳(無調整)200ml(たんぱく質7.2g/92kcal)

■甘い物が食べたい時は豆乳ヨーグルトが活躍

 ダイエット中に甘いものが食べたくなったときにおすすめなのが、豆乳ヨーグルト。豆乳ヨーグルトをフルーツにかけて食べると、量が少なくてもたくさん食べたように感じます。オレンジだと半分、バナナは1本も食べられなかったりします。

 満足感を得られるだけでなく、乳酸菌も摂れて腸の中をキレイにしてくれますよ。豆乳ヨーグルトは、種菌があれば家でも簡単に作ることができます。

(構成 生活・文化編集部 森 香織)

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