現在4歳になる男の子を育てるpeco(ぺこ)さんとryuchell(りゅうちぇる)さん。昨年8月、婚姻関係を解消しましたが、これまで通り3人で「新しい家族の形」を築いていくことを公表しました。本連載では、お二人の日々の育児や家庭について交互に語ってもらっています。今回はpecoさんに、息子さんが「死」に関心を持ち始めたことについて話を聞きました。
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息子が「死」についていろいろと考えることが多くなっていて、この一年間くらいよく質問してきます。
きっかけは映画です。息子はディズニーの『リメンバー・ミー』という映画が大好きです。これはミゲルという主人公が死者の国に迷い込む、というお話です。死者の国でガイコツの人たちが暮らしているんです。家族の愛がテーマのとってもいい映画で、私も大好きです。
で、この映画を見て、息子が「死んだらどうなるの?」、「お空にいくの?」、「落ちてこない?」、「ガイコツになるの?」と聞いてくるようになりました。
こういう質問にどう答えるかって難しいですよね。ファンタジーのように答えることもできますし、「もうちょっと大きくなったら教えてあげる」とか、先延ばしにすることもできるかもしれません。
ただ、息子も4歳なので、しっかりと伝えていいかなと思いました。悲しい思いをさせたくないですが、とても大切なことですから。
それで「とても怖いし、悲しいんだけど、人はいつか死んじゃうの。死んだらお別れをしないといけないの。体を焼いてもらって、それで煙になって、お空にいけるんだよ」となるべくわかりやすく伝えました。
その後、息子なりに想像するところがあって、「ママも死んじゃうの?」、「ママが死んだらどうなるの?」って、泣いてしまうことがありました。半年くらいは頻繁に聞いてきました。
その後、去年の11月に私たちの結婚式でもお世話になったフラワーデザイナーのお友達が亡くなりました。また、先月、春休みで帰省したときに実家で飼っているワンちゃんが「もう長くないかもしれない」という状況になりました。