桜井:スマホがなくて困ることはありません。困れば使っています。嫌でも換えないと言ってるわけじゃないです。
高見沢:「お前(桜井)も早くスマホにしろよ」って言ってきたけど、今はもうやめたほうがいいと思う。
坂崎:そうだね。
高見沢:僕らはスマホの便利さに飼いならされている感じがする。知らないうちに、これがないと、って思うようになってきてしまいました。
坂崎:侵されているよね。
桜井:電車に乗ると外を見ているのは俺だけで(笑)。乗客のほぼ全員が頭を下げてスマホを見ている。
高見沢:お前(桜井)はもしかしたらヒーローになれる!
桜井:なんのヒーローだよ!
高見沢:俺たちはスマホがないと寝られない。
坂崎:もう感化されちゃってる。夜遅くまで見てちゃいけないと思いつつね。
高見沢:ついつい見ちゃう。最近は意図的にスマホを見ない時間を増やしていますけどね。
坂崎:じゃないとヤバいよね。ブルーライトがね。
高見沢:ブルー・ライト・ヨコハマは目に直接関係ないらしいんだよ。じつは太陽のほうが目によくないって。
桜井:紫外線だからね。濃いサングラスをして外に出ちゃダメなんだって。
坂崎:そうなんだ。
桜井:瞳孔が開いているところに陽が入るから薄いサングラスにしたほうがいいらしいよ。
高見沢:そうなの?
坂崎:で、ブルー・ライト・ヨコハマはどうなの?
高見沢:いい曲だよね。好きだなぁ。
坂崎:いしだあゆみさんですよ。(作曲は)筒美京平さんですよ。
(取材・文/谷口由記)
※週刊朝日 2023年6月2日号