広末涼子
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 心のバランスがなぜ崩れてしまったのか――。女優・広末涼子(42)が、フレンチレストランのオーナーシェフ・鳥羽周作氏とダブル不倫が報じられたニュースは、子育て世代の30~50の女性たちにも衝撃が大きかった。

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 今回のスキャンダルで、広末にどのような感情を抱いたか。街頭で取材すると、「奔放な生き方の代償は大きい。女性から見ても魅力的な女優さんだったけど子供の顔が浮かばなかったのかな」(40代女性)、「清純なイメージはないけど、ここまでひどいと思わなかった。うーん、母親の身としては広末さんより子供たちが心配かな」(50代女性)などのコメントが。 

 今回のスキャンダルを受けて所属事務所は、広末の無期限謹慎処分を発表。今後のメディア出演はすべて白紙となった。光文社も広末が雑誌「STORY」で連載中だったエッセイ「毎日が3兄弟ママで、女優。」の休止を発表した。子育て世代の女性の読者層が多い雑誌で、3人の子供を育てる広末が子育てについて自身の考えを語り好評だった。

 3児の子供を育てる千葉県在住の女性は広末と同学年の1980年生まれ。「STORY」の愛読者で、広末のファンだったという。

 「広末さんは内面の弱さをさらけ出してくれる。『肩肘を張らずに、楽に生きて大丈夫ですよ』とメッセージを送ってくれるので私も気持ちが楽になった。10代の頃からアイドルでキラキラしていましたが、孤独な部分もあったと思います。キャンドルさんの記者会見を聞いていて腑に落ちる部分がありました。純粋で繊細な人なので周りが見えなくなってしまう部分もあったのかなと。ただ、不倫は思いとどまってほしかった。3人の子供がどう感じるか。そこに想像力を張り巡らせてほしかった」

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