3月20日発売のAERA3月27日号の表紙には、フィギュアスケートの宇野昌磨選手が登場します。連覇を目指す世界選手権を目前に、大会への思い、競技に向き合いながら感じていることなどをたっぷり語っています。巻頭特集は「管理職の憂鬱と醍醐味」。「管理職になりたくない」という人が6割に及ぶ時代に、管理職はどんな思いを抱えて働いているのか、どういうリーダー像が求められるのかなどを詳報しました。大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は新たに桑島智輝さんを先生に迎えました。同じく大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、天海祐希さんを新たなゲストに迎え、4号続く対談がスタートします。WBCは、侍ジャパンが準々決勝に勝利しいよいよ米国での決戦に向かいます。熱戦の様子と強さの秘密をAERA流に報じています。ほかにも読み応えある多彩な記事が詰まった一冊です。
この記事の写真をすべて見る●表紙&インタビュー:宇野昌磨選手
表紙に登場する宇野昌磨選手は、3月22日にさいたまスーパーアリーナで開幕するフィギュアスケートの世界選手権で、日本勢初となる連覇がかかっています。本人は「もちろん、期待されていることに応えられる演技をしたい」と語りながらも、「一番はケガをしないこと」と、いたって自然体です。それは努力と自信に裏打ちされたからでもあり、「何も考えなくても僕は絶対にやると思っています」と強い言葉で決意を述べています。現在25歳。20年間スケートに打ち込む中で、「日々自分が成長する感覚を味わっていたい」とも。ゲームのように“レベルを上げる”感覚がすごく楽しいと言います。撮影はもちろん蜷川実花。情熱的な花々をバックに、宇野選手の思いの詰まった強い視線を捉えました。氷上とはまた違った魅力をぜひ誌面でご覧ください。
●巻頭特集「管理職の憂鬱と醍醐味」
厚生労働省の「労働経済白書」によると、「管理職に昇進したいと思わない」という人が6割超に上ります。責任が重くなり、長時間労働が避けられず、ハラスメントで訴えられるリスクも高い……、管理職は憂鬱という人も多いようです。一方で、裁量権が増え、仕事の中身も時間も自分でコントロールできることや、チームの力を引き出すことに醍醐味を感じる人もいます。これら今どきの管理職事情や、どういうリーダー像が求められているのかを詳報します。「管理職はつらいよ」という人には、「もう一人の自分を持って」「10のうち7は割り切って」など専門家からのアドバイスも。さらに、課長職相当以上の割合は12.3%と、いまだ低い割合にとどまっている女性管理職に特化した企画もあります。どうしたら女性が管理職にもトライできやすくなるのか、じっくり考えました。
●向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、今回から、桑島智輝さんを先生としてお迎え。最近向井さんが購入して愛用している、解像感の高い中判のデジタルカメラを使って、お互いを被写体に自然光を生かして撮影しました。仕事としてはポートレートを、作品としてはスナップを中心に撮りつづけている桑島さんと、使っているカメラや、普段何を撮っているのかなどを話しながら、和やかムードで進んでいきますが、向井さんが大きな声で「なんで!?」と叫ぶことになった、「めっちゃおもろいな!」な桑島さんのリクエストとは? 今回はお酒トークも充実。「おれ、まじで、飲んだ『あー!』、めっちゃうまいねん(笑)」という向井さんを、“瞬間”を美しく捉える桑島さんの写真でお楽しみください。
●松下洸平 じゅうにんといろ
今号から新しいゲスト、天海祐希さんを迎え、4号にわたる対談が続きます。4月スタートのドラマ「合理的にあり得ない」で初共演する二人。初回は、天海さんの宝塚時代をめぐる貴重な話をうかがいました。松下さんはドラマの現場で、天海さんの周囲に感謝する精神と礼儀を重んじる姿勢をリスペクトしていると言い、いい影響を受けていることが伝わってくる対談です。二人のアーティスティックな写真も必見です。
●WBC 侍ジャパンの飛躍
準々決勝でイタリアを破り、いよいよ世界一に向け米国での戦いに挑む侍ジャパン。大谷翔平、ダルビッシュ有のほか、数多くのスターの活躍と、このチームの強さの秘密を野球専門のスポーツライターが詳報します。躍動の瞬間を捉えた写真や、これまでの戦績が一目瞭然にわかる一覧表も掲載しています。
ほかにも、
・中国・習帝国支える秘書集団
・日韓の徴用工問題「解決」 意思関係なく協力の時代に
・「ネット私刑」の問題点 「学校に行くぞ」脅迫電話も
・金持ちと貧乏の二極化 現役から備えるリタイア後
・今年花粉症デビューした人が知るべきこと
・藤井聡太が羽生善治との「夢の対決」を制す
・アカデミー賞 アジアの風が吹いてきた
・高橋源一郎×ブレイディみかこ 血縁でない「家族」も一つの希望
・前田敦子 ハッとする瞬間があるとうれしい
・現代の肖像 斉加尚代(ジャーナリスト・ドキュメンタリー監督)
などの記事を掲載しています。
※発売日の3月20日(月)正午からは、公式ツイッター(@AERAnetjp)と公式インスタグラム(@aera_net)で、最新号の内容を紹介する「#アエライブ」を行います。ぜひこちらもチェックしてください。
AERA(アエラ)2023年3月27日号
定価:440円(本体400円+税10%)
発売日:2023年3月20日(月曜日)