「ドラぷらアプリ」で見た2014年8月13日午前6時以降の関越自動車道の渋滞予測(画像:東日本高速道路株式会社提供)
「ドラぷらアプリ」で見た2014年8月13日午前6時以降の関越自動車道の渋滞予測(画像:東日本高速道路株式会社提供)
この記事の写真をすべて見る
「Quiz Now」には、現在約390ジャンルの問題があるという(画像:株式会社ディー・エヌ・エー提供)
「Quiz Now」には、現在約390ジャンルの問題があるという(画像:株式会社ディー・エヌ・エー提供)
自動車のバッテリーも充電出来る「Universal Power Bank EX 52000mAh」(画像:株式会社ネクストゼロワン提供)
自動車のバッテリーも充電出来る「Universal Power Bank EX 52000mAh」(画像:株式会社ネクストゼロワン提供)

 お盆が近づき、帰省を計画している人も多いのではないだろうか。だが、帰省先が遠くて車で移動する人にとっての悩みが交通渋滞だ。各高速道路会社が発表した予測情報によると、2014年のお盆期間(8月7~17日)は、高速道路の上下線ともに、8月13~16日に多くの渋滞が発生する可能性が高いという。

 13日午前8時ごろの中国自動車道下り線、宝塚東トンネル付近で35キロ、16日午後4時ごろの東名高速道路上り線大和トンネル付近で50キロ…… といった感じで、頭が痛くなるような数字が並ぶ。なかなか車が進まない、退屈を持て余して車内の雰囲気はどんより、バッテリーが上がりそう、スマホの充電も切れそう…… そんな渋滞の鬱憤を少しでも和らげてくれるアプリやグッズを探してみた。

 まず紹介したいのが、東日本高速道路株式会社と株式会社ゼンリンデータコムが共同開発した高速道路ドライブサポートアプリ「ドラぷらアプリ」(無料)だ。高速道路の出発・目的地インター、車種、日付を入力すると、地図を表示しつつ、高速道路での経路や料金の情報にプラスして、指定した日付や区間での渋滞予測を考慮した移動時間が表示される。複数のルートがある場合は、渋滞予測に応じた、最短ルートが示される。日時を選択して、地図上で渋滞情報を閲覧する機能もある。渋滞予測には、東日本高速道路の渋滞予測の担当者らが過去のデータから分析したものが用いられていて、的中率は8~9割という優れものだ。また、リアルタイムでの渋滞や通行規制など見た目にも分かりやすく、渋滞を避け、到着時間の見通しを立てるのに役立ちそうだ。

 だがしかし、やむを得ず渋滞にはまってしまう場合もある。そんな時は、株式会社ディー・エヌ・エーのクイズアプリ「Quiz Now(クイズナウ)」(無料)はいかがだろうか。1問10秒の回答時間で5問連続のクイズに挑戦するシンプルな仕組みのアプリで、最大の特徴は問題ジャンルの豊富さだ。設問は随時追加されており、現在は、「00年代の出来事」「スターウォーズ」「いぬ」など、380ジャンル、7万3000問以上のクイズが楽しめる。ドライバーにクイズを出して目を覚まさせたり、同乗者同士で対戦成績を競ったりして盛り上がるのもよい。このアプリがあれば長距離ドライブでも、時間を持て余すことがないかも?

 また、長い渋滞に巻き込まれてしまうと、車のバッテリーも心配になってくる。そんな時に役立ちそうなのが、パソコンやスマホ関連機器を取り扱う株式会社ネクストゼロワン(東京都台東区)が運営する「イケショップ」で販売されている、大容量モバイルバッテリー「Universal Power Bank EX 52000mAh」(税別2万6000円)だ。iPhoneなら約20回充電出来るという52000mAhの電池容量が魅力だが、付属のクリップケーブルを使用すれば、自動車用バッテリーの充電も出来る。大きさは21.4センチ×8センチ×5.6センチ、重さはモバイルというには若干重い約1.3キロだが、車なら簡単に持ち運べるだろう。もちろん、スマホやタブレット端末、ノートパソコンの充電にも対応している。クリップケーブルは12V車専用で、ほとんどの国産車で使用出来るのだという。急なバッテリー上がりの際に、エンジンをスタートさせられるくらいの電力を充電できるそうなので、普段から1台車に積んでおいても心強いのではないだろうか。

 このように何か自分なりの対処法+アプリなどを組み合わせれば、疲れつつも楽しく帰省の渋滞を乗り切れるのかもしれない。