「tenki.jp」の公式Twitterアカウントページのイメージ(日本気象協会提供)
「tenki.jp」の公式Twitterアカウントページのイメージ(日本気象協会提供)

 Twitterのタイムラインには、「自分仕様」にカスタマイズした天気予報がずらり。

 一般財団法人日本気象協会(本社・東京都豊島区、繩野克彦会長)は、運営する天気総合ポータルサイト「tenki.jp」(http://tenki.jp)で、新たに全国142都市に対応した142個のTwitterアカウントの運用を始めた。より地域に密着した気象情報を伝えるのが狙いで、都市ごとに、1日4回(午前5時、11時、午後5時、6時ごろ)の天気予報と、午前8時ごろに熱中症の注意情報をつぶやく。

 同協会はこれまで、天気に関する話題をツイートする「@tenkijp」(フォロワー数127万)と、全国の地震情報を随時取り上げる「@tenkijp_jishin」(フォロワー数74万)の2個のアカウントを展開。多くのユーザーにフォローされてきたが、今回、より個々のユーザーに合った気象情報を発信しようと、全国の主要都市ごとのアカウントを設けることにした。

 アカウントは、「@tenkijp_都市名(ローマ字)」で、ツイートにはハッシュタグ「#tenkijp_都市名(漢字)」が付く。例えば東京の場合、アカウントは「@tenkijp_tokyo」、ハッシュタグは「#tenkijp_東京」となる。

 運用を開始した5月8日以降、徐々に注目されるようになり、13日午後6時時点でのフォロワー数は、東京3449、大阪1125、名古屋803。ツイートに顔文字を入れるなど、多くのユーザーに親しんでもらうための試みも進めている。

 担当者は「Twitterを始めとするSNSは生活に密着したツール。日々のTwitter利用で、タイムラインに天気予報がある、無意識に天気予報もチェックしている、という状況になるよう多くのユーザーに活用してほしい」としている。