テイラー・スウィフトの政治発言にトランプ大統領が反応「テイラーの音楽が25%くらい嫌いになった」
テイラー・スウィフトの政治発言にトランプ大統領が反応「テイラーの音楽が25%くらい嫌いになった」

 これまで政治発言をしないことで知られていたテイラー・スウィフトが、2018年10月7日に初めて政治と選挙に関する長文をSNSに投稿したことが大きな話題となっているが、翌日にこの件について記者に質問されたドナルド・トランプ米大統領が意見を述べた。
テイラー・スウィフトによる投稿

 米テネシー州で有権者登録しているテイラーは、11月に行われる中間選挙で共和党候補のマーシャ・ブラックバーンではなく、民主党候補のフィル・ブレデセンに投票すると明言した。ホワイトハウスのサウス・ローンで記者から質問が飛ぶと、「彼女は何て言ったんだ?」と笑みを浮かべながら聞き返したトランプ大統領だったが、テイラーがブラックバーン候補を批判したと聞くと、「テイラー・スウィフトは全く何も……(ブラックバーン)について何も知らないんだろう」と答え、「テイラーの音楽が25%くらい嫌いになったとだけ言っておくよ、それでいいか?」とコメントした。

 インスタグラムに投稿したメッセージでテイラーは、「今まで私は政治的な意見を公の場で表明するのは気がすすみませんでしたが、この2年間で自分の人生や世の中で起きたいくつかの出来事が原因で今は考え方が大きく変わりました」と明かし、「これまでも私は、この国で生きる人全てが享受すべき人権を守り、そのために戦える候補者を支持してきましたし、これからもそうするつもりです。LGBTQの権利のための戦いを私は信じていますし、性的嗜好やジェンダーに基づいたあらゆる差別は間違っていると信じています。この国でいまだに見られる組織的な人種差別は恐ろしく、不快で、蔓延しています」と綴っている。

 そして、「これまで私はなるべく女性の候補者に投票してきましたし、今後もそうしたいのですが、マーシャ・ブラックバーンは支持できません。彼女のこれまでの議会での投票記録には呆れると同時に恐怖を感じます」と続け、上院はフィル・ブレデセン、下院はジム・クーパーと、共に民主党の候補に投票すると明言した。

◎テイラー・スウィフトによる投稿
https://www.instagram.com/p/BopoXpYnCes

◎LIVE ON-AIR NEWSによる映像
https://youtu.be/pyVxYu_Vy-s