【ビルボード】直木賞受賞『蜜蜂と遠雷』コンピが、クラシックチャートで3週連続1位に 
【ビルボード】直木賞受賞『蜜蜂と遠雷』コンピが、クラシックチャートで3週連続1位に 

 今週のBillboard JAPAN Top Classical Albumsは、第156回直木賞を受賞した恩田陸による話題作『蜜蜂と遠雷』から、作中の国際コンクールで演奏される19曲を厳選したコンピレーションアルバムが1位を獲得。今週で3週連続の1位だが、2位と大きなポイント差をつけてのチャートインとなっており、ファンの熱望ぶりのみならず、作品の幅広い層への影響力がうかがえるチャートとなっている。

 そして2位は『岸田繁「交響曲第一番」初演』が獲得。3週連続のトップ3入りとなり、先週の3位から再浮上となった。本作は2016年12月4日にロームシアター京都コンサートホールで開催された【京響プレミアム-岸田繁「交響曲第一番」初演- 京都公演】のCD化となっている。

 3位には山田姉妹が1週のブランクを経て返り咲き、3位に。これで15回目のチャートインとなり、全国でのテレビ・ラジオでの露出が増えた影響とみられる。text:yokano

◎【Billboard JAPAN Top Classical Albums】トップ10
1位『蜜蜂と遠雷音楽集』
2位『岸田繁「交響曲第一番」初演』
3位『あなた~よみがえる青春のメロディー』山田姉妹
4位『0歳からの育脳クラシック』
5位『J.S.Bach:Solo Works for Marimba 加藤訓子
6位『ベートーヴェン:交響曲第1番&第5番「運命」』ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
7位『amour』宮本笑里
8位『100曲クラシックベストが10枚3000円』
8位『アニマ』サラ・オレイン
8位『ショスタコーヴィチ:交響曲第10番』ジョナサン・ノット、東京交響楽団