よしもとばななと、母子保健の研究者の三砂ちづるが、女の身体、お産から育児、母と家について語り合う。庭の縁台に腰をかけて話しているような温かみある雰囲気がいい。 三砂は、出産について、ぎりぎりまで本能を発現させる場として助産院をすすめる。日本の助産婦は世界一で、世界遺産にしたいくらいだという。母の最期について、ばななは話す。母は退院し、すぐに好きな酒と煙草を断った。その日から死は早かった。「や…

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