ネクスト“テイラー・スウィフト”と称された12歳少女の歌に会場が涙
ネクスト“テイラー・スウィフト”と称された12歳少女の歌に会場が涙

 手厳しい評価で知られるサイモン・コーウェルが「君はネクスト“テイラー・スウィフト”だと思う」と大胆な予測をする、ウクレレを持った12歳の少女に全米が興奮している。

 米人気オーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』の6月7日のオーディションにて、Grace VanderWaalという少女が自身のことを歌った胸に染みる自作曲を披露。すると審査員たちを唸らせ、サイモンに上述の言葉を言わしめたのだ。彼女はそのまま準決勝へ進むことができる切符を手に入れた。

 Graceはウクレレを手に、“私は自分の名前を知らない。ゲームのルールがあるから遊ばない。私は迷い、海の中で見つけてもらおうとする……”などと歌う。

 ニューヨーク州サファーン在住の少女は、シャイな笑顔と共に審査員たちを驚かせたまま歌い続け、テンションアップした“今は自分の名前を知っている”との歌詞を歌い上げる部分でハイライトを迎えた。

 審査員の一人、ハウィー・マンデルは彼女を“生き生きとして、美しく、まさに奇跡”と褒めたたえると、ゴールデン・ブザー(審査員が1人でも押せば準決勝行きが確定するボタン)を押して準決勝ライブへと送り出した。

 弱冠12歳のGrace VanderWaalがウクレレで弾き語りするオリジナル曲に、審査員があ然とし会場が感激の涙を流す様子は、現在YouTube上で視聴できる。


◎Grace VanderWaal: 12-Year-Old Ukulele Player Gets Golden Buzzer - America's Got Talent 2016
https://www.youtube.com/watch?v=eNxO9MpQ2vA