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29日(火)、札幌と金沢でイチョウの黄葉が、今年、全国で初めて観測されました。札幌、金沢いずれも、全国で最も早く黄葉が観測されるのは珍しいことです。

札幌と金沢 全国で最初にイチョウ黄葉

29日(火)、札幌と金沢でイチョウの黄葉が、今年、全国で初めて観測されました。平年より、札幌は6日早く、金沢は14日早い観測です。例年ですと、イチョウの黄葉が最初に観測されるのは、北海道の帯広または、東北の青森や盛岡、福島となることが多く、現在観測されている地点について、2000年以降のデータをみてみると、札幌、金沢が全国で一番早く観測されたのは初めてです。金沢では、2009年の10月31日の記録を更新し、最も早い観測となりました。
平年のイチョウの黄葉は、10月下旬に北海道や東北の一部で始まり、11月10日頃には東北や北陸の新潟、11月20日頃には関東北部、北陸、甲信、近畿、中国地方、四国と九州の一部、11月終わりから12月初めにかけて関東や東海、四国、九州南部となっています。
昨年2018年は、平年より遅い観測となった所が多く、全国で最も早く観測されたのは帯広で11月2日、次いで福島で11月3日でした。谷では12月16日で平年より24日も遅い観測でした。