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あす(21日)も局地的に道路が一気に冠水してしまうような激しい雨が降るでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

激しい雨 道路の冠水も

きょう(20日)、秋雨前線が本州付近に停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいます。全国的に大気の状態が非常に不安定で、昼頃までは九州や中国、北陸を中心に活発な雨雲や雷雲がかかりました。1時間に本県天草市牛深で56.5ミリの非常に激しい雨、広島市や金沢市では42.0ミリの激しい雨を観測。夕方以降は関東も北部を中心に活発な雨雲や雷雲がかかり、落雷も多発しました。SNSによりますと、中国や北陸、関東などで一部の道路が冠水したとの情報も多数寄せられました。
今夜も関東から東北、北海道を中心に雨や雷雨で、傘をさしても濡れてしまうような激しい雨の降る所もあるでしょう。

しばらく大気の不安定な状態が続く

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あす(21日)も秋雨前線が本州付近に停滞し、大気の非常に不安定な状態が続きます。九州から関東、北陸を中心に午後は所々で雨や雷雨になり、帰宅時間帯も局地的にはバケツをひっくり返したような激しい雨が降るでしょう。激しい雨が降ると、きょうのSNSの情報にもあるように、道路が一気に川のようになってしまうことがあります。特にアンダーパスなど低い道路の冠水に注意が必要です。落雷や竜巻などの激しい突風にもご注意下さい。活発な雨雲や雷雲を把握するには「豪雨レーダー」などが役立ちます。活発な雷雲が近づく場合は、建物の中に移動するようにしましょう。
この先もしばらくこのような状況が続きます。23日(金)頃にかけて大気の不安定な状態が続き、全国のあちらこちらで雨や雷雨になるでしょう。北陸を中心に雨雲が発達しやすく、大雨となる恐れもあります。土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に注意、警戒が必要です。