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台風5号の周囲を取り囲む活発な雨雲がかかり、九州や四国では広い範囲で大雨となっています。引き続き、土砂災害への厳重な警戒、低い土地の浸水や河川の増水・氾濫への警戒が必要です。

活発な雨雲は九州や四国に

長崎県の五島列島や対馬に発表されていた大雨特別警報は解除されましたが、九州や四国では、活発な雨雲がかかり続けている所があります。鹿児島県薩摩川内市の八重山では午後6時3分までの1時間に61.5mm、宮崎県西米良村では午後8時10分までの1時間に57.5mmの非常に激しい雨が降りました。また、高知県津野町船戸では午後7時33分までの1時間に38.0mmの激しい雨が降っています。

台風が離れていても大雨に警戒

西日本では、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。台風5号は朝鮮半島付近を北上しており、台風の中心は九州から離れていますが、台風を取り囲む活発な雨雲がかかり続けています。西日本では、21日昼過ぎにかけて局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあるため、大雨への警戒が必要です。
また、すでに降った雨で、地盤の緩んでいる箇所もあります。雨がやんでも、土砂災害への警戒を緩めないようにしてください。