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那覇で1時間に30ミリ以上の雨を観測。沖縄近海には梅雨前線が停滞。そのはるか南には熱帯低気圧。

1時間に50ミリの滝のような雨の降る恐れも

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梅雨前線が沖縄近海に停滞しています。前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、前線周辺で雨雲が発達しています。沖縄県の那覇市と南城市糸数(なんじょうし いとかず)では1時間に30ミリ以上の激しい雨を観測しました(午前7時30分までのデータ)。これは人が受けるイメージでは「バケツをひっくり返したように降る」です(雨の強さ、降り方については図を参照してください)。
午前7時30分現在、活発な雨雲が沖縄の本島地方にかかっています。このあとも断続的に活発な雨雲がかかり、局地的に雨脚が強まるでしょう。1時間に50ミリの非常に激しい雨の降る恐れがあります。沖縄県の本島地方では大雨警報と洪水警報、土砂災害警戒情報の発表されている所があります。土砂災害や河川の氾濫、低い土地の浸水などに警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
また、梅雨前線のはるか南には熱帯低気圧が発生しています。この先、あさって(26日)頃にかけて熱帯低気圧はやや北上する傾向にあり、また同時に、梅雨前線もやや北上するでしょう。暖かく湿った空気が次々と流れ込み、前線の周辺では雨雲の発達しやすい状況が続きます。今後も南西諸島を中心に雨の降り方に注意が必要です。こまめに最新の気象情報を確認し、気を付けてお過ごしください。

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