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向こう1週間の関東地方は、約3日の周期で天気が変化。晴れ、曇り、雨が交互に。3月並みの陽気の日が多く、4月並みの日も。

関東 春の陽気が続く

21日(木曜)は、移動性高気圧に広く覆われるため、朝晩は曇り空の所がありますが、日中は広い範囲で晴れるでしょう。最高気温は15度前後と、きょうより5度前後低くなりますが、これでも平年より高く、3月中旬から下旬並みになる所が多いでしょう。22日(金曜)は、本州の南を低気圧が東進すると予想されているため、天気はゆっくりと下り坂になりそうです。晴れから次第に曇って、南部では雨が降るようになるでしょう。23日(土曜)は、関東の広い範囲で雨になりそうです。24日(日曜)は、移動性高気圧に覆われて、日中は晴れる所が多いでしょう。風が弱く、お出かけ日和になりそうです。この時期、日々紫外線が強まっていますので、長く外で過ごす方は紫外線対策を心がけましょう。25日(月曜)は、高気圧が東に離れるため、24日より雲が多くなるでしょう。26日(火曜)は、西から低気圧や前線が近づくため、雲の多い天気になりそうです。22日~26日にかけての最高気温は、13度から15度くらいの予想で、こちらも3月並みの陽気が続きそうです。27日(水曜)は、低気圧や前線の影響で広い範囲で天気がぐずつくでしょう。低気圧が日本海を進む可能性もありそうです。関東には南から暖かい空気が流れ込んで、最高気温は26日までよりも高くなるでしょう。18度前後まで上昇する予想で、これは4月並みの陽気です。

来週半ば 春一番が吹くか

27日ごろは、南風が強まる可能性があって、このタイミングで「春一番」となるかもしれません。
関東地方の春一番は、以下の(1)~(3)を基本として総合判断して発表されます。
(1)立春から春分までの期間に限る。
(2)日本海に低気圧がある。低気圧が発達すればより理想的。
(3)関東地方に強い南風が吹き昇温する。
具体的には東京で、最大風速が風力5(風速8.0m/s)以上。
風向は西南西~南~東南東で、前日より気温が高い。
統計があるる1951(昭和26)年以降で、最も早い春一番は、1988(昭63)年の2月5日。最も遅かったのは、1972(昭47)年の3月20日でした。なお、この期間に春一番の条件に合わないと、その年は「発生せず」と記録されますが、この70年近くで10回(年)ありました。