『The Covers』エレカシ宮本、憧れのRCサクセション名曲カバーで自身の歌の上手さを実感
『The Covers』エレカシ宮本、憧れのRCサクセション名曲カバーで自身の歌の上手さを実感

 ジャンルや世代を超えたアーティストが、影響を受けた曲や思い出深い一曲をカバーするNHK・BSプレミアムの音楽番組『The Covers』が11月16日に放送。ゲストにエレファントカシマシが出演した。

 カバー1曲目は、エレファントカシマシを結成した中学時代から憧れだったというRCサクセションの名曲「スローバラード」。エレカシの世界観にも通ずる内省的な同曲のカバーを演じるにあたり、その歌詞もメロディもすべて頭の中に入っていたことに驚き、改めて自分にとってどれだけ大切な歌だったのかを実感したという宮本。日本のロックシーンに刻まれる名曲に再び魂を吹き込むかのような渾身のカバーを披露すると、歌唱後のスタジオトークでは、改めて自身の歌の上手さも実感したと“宮本節”を炸裂させた。そして、カバー2曲目は2008年発表のアルバム『STARTING OVER』にもエレカシ初のカバー曲として収録されている、荒井由実の「翳りゆく部屋」。歌詞の世界観が大好きだという悲しいバラードを情感たっぷりに歌い上げた。

 また、トークでは子供の頃から歌が大好きで、かつてNHK東京児童合唱団に所属していた宮本の原点として、1976年に合唱団の中から大抜擢され『みんなのうた』でソロデビューを果たした楽曲「はじめての僕デス」が紹介された。同曲は「山口さんちのツトム君」に続いて発表され、当時10万枚を売り上げるヒットを記録している。

次回はゲストにMy Little Loverを迎え、12月7日に放送予定となっている。

◎『The Covers』
NHK・BSプレミアム
毎週月曜午後11時15分~11時45分
MC:リリー・フランキー / 夏菜
http://www4.nhk.or.jp/thecovers/