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今週末(5~6日)の最高気温は、ぐんと上昇して春へ、一転急降下して冬へと、季節を行ったり来たりしそう。南岸低気圧の影響は?雪は降る?日食は?最新の情報をまとめました。

土曜は春、日曜は真冬の寒さ

この週末は気温差が大きくなりそうです。5日(土)は南から暖かい空気が流れ込んで、日中は気温が上昇。関東から西では最高気温が12度から15度くらいまで上がる所が多くなるでしょう。東京都心は14度で3月中旬並み、千葉県や静岡県などで4月上旬並みの所もあって、桜が咲く時期の春のような暖かさになる所もありそうです。でもこの暖かさは一時的。6日(日)になると上空に流れ込む寒気が優勢となり、最高気温は一気に急降下しそうです。特に関東にあるアメダスで最高気温の予想を見ると、5日(土)はほとんどの地点が10度以上なのに比べて、6日(日)はほとんどの地点で10度以下に。東京都心や横浜は8度で真冬並みの寒さとなるでしょう。週末のお出かけは、体調を崩さないよう、気温に合わせた服装選びが重要となりそうです。

南岸低気圧の予想は?太平洋側で雪は降る?

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5日(土)から6日(日)にかけて本州の南を東に進むと予想される、南岸低気圧。この低気圧は、最新の情報ではこれまでの予想に比べて南寄りを通る見通しとなってきました。南岸低気圧の中心付近が八丈島あたりを通過すると、関東南部でも雪になる可能性が高くなりますが、今回の低気圧では関東の平野部で積雪になるほど雪が降ることはなさそうです。降ったとしてもにわか雨程度で、午前中は晴れ間もあって、太平洋側では部分日食を観測できる所が多いでしょう。ただ上空1500メートル付近には、地上で雪が降る目安となるマイナス6度以下の寒気が関東あたりまで南下してきます。にわか雨があった場合は、多少雪の交じることがあるかもしれません。念のため、路面状況の変化などには十分にご注意ください。