「小川さんは正義感が強い女性で、キャスターという仕事を通じて社会に風穴を開けたいという思いが伝わってきます。一方でそれは自身の決断についても同じことが言えます。テレビ朝日を退社した理由も、同局の女性記者が財務省の事務次官からセクハラを受けたとされる問題に端を発していると報じられました。いわく、セクハラを自覚せず、それを隠蔽するかのような局の体質にあきれ果てた末の退社だと。また、元夫の不貞が発覚した際に、彼女が主導してサクサクと離婚協議を進めていったことや、慰謝料を一括請求したことを『NEWSポストセブン』が伝えました。離婚に関しては、彼女らしいクールでスマートなやり方だなと思う半面、夫に対する『許さない』という彼女の非常に強い感情が垣間見えました」(女性週刊誌の芸能担当記者)

爆笑問題・太田に離婚をイジられて……

 仕事に育児に奮闘する小川だが、「NEWS23」の視聴率にはなかなか反映されず、同時間帯のライバル番組に世帯平均視聴率で4%ほど差をつけられる日もあると報じられ、降板説もささやかれる。最近でも香川照之の一連の騒動により、TBS内のアナウンサーの配置が急遽変更になったせいで、小川の降板が先延ばしになったという報道もあった。なぜ、同番組の視聴率は上がらないのか。民放報道番組制作スタッフは言う。

「『報道番組の顔』ということで、小川さんには生真面目で優等生のイメージがあり、視聴者からは少々とっつきにくいイメージがあるのでしょう。テレ朝の局アナ時代には番組で共演し、師と仰ぐ田原総一朗さんや古舘伊知郎さんに相当厳しく鍛えられたようで、才能や環境に恵まれた単なるエリートではなく、勉強熱心な努力家でもあります。本人も意識的にあえて真面目さを演出しているのかもしれませんが、長年報道番組を中心に活躍する中で、視聴者にとっては親近感がわきづらい存在になってしまったのかもしれません。最近の子育て話にしても、『シャワーを浴びながら泣いたこともある』など、苦労や苦悩のエピソードが多く、暗いイメージがついてしまっているのも気になります」

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実は大の洋楽ロック好きという一面も