フリーアナウンサーの小川彩佳
フリーアナウンサーの小川彩佳
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 報道番組「NEWS23」(TBS系)のメインキャスターを務めて3年目となるフリーアナウンサーの小川彩佳(37)。2020年7月には第一子を出産。TBSの報道の顔だけでなく、母としての顔も持ち合わせる彼女の多忙なスケジュールぶりが注目を集めている。

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 なかでも最近、話題になったのが「スポーツ報知」(9月3日付)のインタビュー記事だ。深夜の生放送後、帰宅して就寝するのが3時で、2歳の子どもといっしょに6時には起床し、仕事や家事、育児に追われる日々を明かした。家族や保育士、番組スタッフなど彼女を支えてくれる周りへの謝意も述べ、「仕事と育児との両立が当たり前になってほしい」と願うからこそ、仕事をやめたいと思ったことはないと明かしていた。

「『ギッチギチです』『目の下のクマが気になることも増えた』と意外な本音も明かしていて、同じ働くママたちからは共感の声もあがっていました。ただ一方で“3時間睡眠”に関しては『無理だけはしないで!』『美談にしないでほしい』と小川さんを心配する声も多く見受けられました。なかには、いったん休業して3年間ほどの育児時間を作り、またキャスターに復帰すればいいという意見もありました。しっかり育休をとってもシングルマザーが会社や社会に認められ、復帰前と変わらぬキャリアが築ける世の中になることも大事です。キャスターとして、そうした所にも気を配った発言をした方が、さらに共感を得られたかもしれません」(テレビ情報誌の編集者)

 小川は別のインタビューでも、20代の頃からキャリアを築きながら子育てをすることについて悩み続けていたことを明かしている。女性が責任ある立場にありながら、出産のために仕事を休むことに否定的な意見を見かけたそうで「意識の壁」を痛感したという(「HUFFPOST」20年3月8日配信)。自らの出産を経て、復帰することで社会を変える一助になれたらという強い思いもあったからこそ、出産3カ月のスピード復帰を選択し、短い睡眠時間での両立生活も意欲的にこなせているのかもしれない。

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元夫の不貞も「許さない」という強い感情