あす15日は、関東から西では3月から4月並みの春の気温に。春がきたのかと思いきや、まだまだ油断はできません。週末以降、太平洋側に雨や雪を降らせる南岸低気圧や強い寒気が再びやってきます。日本海側では荒れた天気、太平洋側では雪への備えを。また気温の急な変化にもご注意ください。

あすの天気

あす15日は、低気圧と前線が北海道と本州付近を通過するでしょう。北海道や東北は雪でふぶく所がある見込みです。太平洋側では次第におさまるでしょう。北陸は午前中は雪や雨が降る見込みです。各地で再び気温が下がって、真冬の寒さに。一方、関東や東海は晴れ間が出て、14日よりもさらに気温が上昇。15度以上になる所もあり、春の暖かさとなりそうです。近畿から九州は曇りや雨。最高気温は各地で10度以上が続きますが、日差しがない分、空気がひんやり感じられるかもしれません。沖縄は曇り空ですが、4月中旬ごろの暖かさになるでしょう。

あさって以降の週間天気

あさって16日は本州の南の海上を「南岸低気圧」といわれる低気圧と前線が東へ進むでしょう。そのため、九州から関東にかけて雲が多く、所々で雨や雪が降りそうです。関東では南部が中心となりそうです。最高気温は前日よりぐんと低くなり、真冬の寒さに。17日には北海道や東北付近を低気圧が進み、18日にかけて冬型の気圧配置が強まるでしょう。上空には強い寒気が再び流れ込んできます。北海道や東北の日本海側では大荒れとなりそうです。関東から西の太平洋側では大体晴れるでしょう。
19日は二十四節気のひとつ「雨水」。雪が雨に変わり、雪がとけ始める頃といわれていますが、19日から21日にかけては、再び「南岸低気圧」の影響で、九州は雨、四国や中国、近畿、東海、関東は広い範囲で雨や雪が降りそうです。まだまだ雪への備えが必要になりそうです。週の後半は東京や大阪は最高気温が平年よりも低くなる日が多い見込みです。東京では最高気温が7度くらいと、真冬の寒さが続くでしょう。春の訪れはまだ先になりそうです。