今日(6日)の北海道付近は日本海にある低気圧が、ゆっくりと東へ進んでいる影響で、渡島地方の函館空港では午前11時までの24時間に降った雪の量は40センチと局地的に大雪となっています。今日これからも道南では夕方にかけて大雪による交通障害に警戒が必要です。

まだ強い雪は続く

明日(7日)の正午までの24時間に降る雪の量は、江差など檜山地方の多い所で30センチ、函館など渡島地方では40センチに達するでしょう。雪のピークは今日の夕方までとなり、特に函館では大雪による交通障害に警戒が必要です。また、夜遅くにかけて雪の降りやすい天気が続きます。何度も雪かきが必要になるうえに、平年よりも高めの気温が続くため湿った重たい雪で雪かきもかなりの重労働になるでしょう。雪かき中の事故にも注意が必要です。

函館 記録的な雪深さ

午前11時の積雪は函館空港では64センチと観測史上最も多くなっており、函館でも73センチと観測史上6番目に多くなっています。函館空港では、既に空の便にも大きく影響が発生しておりますので、最新の交通状況の確認も必要です。今日これからも雪が降り続くため、屋根に積もる雪や路肩の雪山も更に高くなりそうです。屋根からの落雪や、車を運転する際は雪山の陰からの飛び出しなどにも注意が必要です。