カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
カンニング竹山さん(撮影/今村拓馬)
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 お笑い芸人のカンニング竹山さんが仲良くしている先輩・とんねるずの石橋貴明さん。ふたりとも野球好きということもあり、一緒に神宮球場で日本シリーズを観戦し、あることに改めて気がついたという。

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 ネットでスポーツ観戦するって、そういうサービスが始まった当初は、「地上波のテレビでスポーツを放送してくれないからじゃん!」と否定的に捉えていたけど、改めて便利な世の中になったなと思うようになった。

 なんでそう思ったかというと、日本シリーズ観戦から。日本シリーズのヤクルトオリックス第1戦は、観戦している途中でテレビを見られる場所から離れなければならなかった。でも、TVerで生配信していたんですよ。テレビの前にいなくても、それで見ることができました。

 第2戦はとんねるずの石橋貴明さんがチケットを持っていたので、僕と男3人で神宮球場に観戦に行きました。試合終了時間を想定して、21時過ぎに食事の予約をしていたので、8回裏まで見て、その後の打順も見て「あぁもう決まったな」と思って、貴明さんたちと球場をあとにしました。

 第2戦の地上波の放送はテレビ朝日だったから、配信はABEMAでやっていたんですよ。球場をあとにしてから、3-0からヤクルトが追いついて同点になって「あぁ~球場を出て失敗したな」って、後悔はしましたが、「引き分けで終わったから、結果、球場から出ておいて良かったな」と話していました。

 5時間半にも及ぶ試合でも、サヨナラ逆転なんて結果だったら「なんで、あそこで帰ってしまったんだ……」って悔やまれたけど、「よく考えたら、これ(携帯)で見れますもんね!」なんて話していた。

 僕は、オリックス、ヤクルトのどちらのファンでもないし、貴明さんも根っからの野球好き。だから、どちらの勝利というよりも、パスタやワインを目の前に、オジサンが静かに日本シリーズを携帯で観戦をしているという(笑)。

 配信で観戦しているときにふと、「これって、今、料理屋で見てるけど、スゴイな!」と思った。ちょっと前なら、野球観戦をしながら外でご飯を食べるっていったら、テレビがあって、観戦させてくれる店を予約しなければならなかった。貴明さんと観戦しているときに改めて「すごいシステムだな」って思った。

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