5月に出演したバラエティー番組「TOKIOカケル」(フジテレビ系)では、夫であるDAIGOとの子育てエピソードも披露。DAIGOは、「40分でも1時間でも、家中ごはんを持って娘を追いかけまわしています」と父子のやりとりを語り、共演者の笑いを誘っていた。最近は料理番組を始めたこともあってか、DAIGOが料理を担当することもあるそうで、北川は「ちょっとラクになってきました」とも明かしている。
■100円ショップで買い物するママ
北川の子育てに関しては、若いママからの共感の声も多い。女性週刊誌の芸能担当記者は言う。
「北川さんは家事の参考によく主婦系YouTuberの動画なども見ているそうで、子供服の泥汚れの落とし方から、デッドスペースを活用した収納方法なんかを参考にしているとインタビューで話していました。100円ショップを行くこともあると語っており、意外と普通の子育てをしているんです。また、娘さんの出産時はコロナ禍の真っただ中だったため、母親学級もリアルの場では開催されず、気軽に会って周りに相談できる状況ではなかったといいます。やっぱり子育てには苦労していた様子もうかがえます」
産後に出演したバラエティー番組では「(子どもは)かわいいけど、壮絶です。全然寝られない」「入浴は1分で済まさなくてはならない日々が続いている」など、子育てに関する苦労や悩みも素直に明かしていた。こうした姿には、「北川景子も同じなのか」「女優なのに気取ってなくて好き」など、同世代ママから共感の声があがっている。
芸能評論家の三杉武氏は北川景子についてこう述べる。
「独身時代は完璧主義ゆえの隙のなさや整ったルックスが注目されすぎて、高根の花のような“取っつきにくさ”を感じる人もいたと思います。それが結婚・出産を経て柔らかさが出て、好感度や親近感はアップしました。また、やはり夫のDAIGOさんの存在も大きい。家事や育児にも非常に協力的なようですし、北川さんが結婚・出産後も女優業を続けられるようにサポートしている印象です。DAIGOさんは、明るく親近感あふれるキャラや竹下登元首相の孫という育ちの良さで知られていますが、アーティストとしてはデビューからブレークまでかなり長い下積み期間があり、実は苦労人の一面もあります。そんな2人ですから、令和屈指の好感度夫婦となる日も近いでしょう」
新境地の役柄やSNSの開設で、また違った「シン・北川景子」を見られるのが楽しみでならない。(高梨歩)