サッカーW杯カタール大会で、知名度が急上昇したタレントNO1といえば、日向坂46の影山優佳(21)だろう。歴史的勝利を飾った日本-スペイン戦の結果を「2-1で日本の勝ち」と予想。注目選手に三笘薫を挙げると結果はズバリ的中し、三苫がゴールライン際での“神アシスト”を見せ、勝利に貢献した。
【写真】メンバー全員が「旧帝大」卒業の高学歴アイドルはこちら
さらに、その後の日本-クロアチア戦でも「1-1、PKで日本が勝利」と予想。見どころを「中盤の崩し方」とし、「(クロアチア代表は)モドリッチ選手やブロゾビッチ選手、コバチッチ選手といった主力メンバーが強いので、そこをどうやって封じ込めるかに注目しています」と専門家顔負けの解説を披露した。結果、日本はPK戦の末に敗退したが、スコアに加えPK戦に突入することも的中させたことで、その分析力に注目が集まった。
「今回のW杯で初めて彼女の見解を聞いて、その詳しさに驚いた人も多かったでしょう。サッカー好きで知られますが、趣味は『戦術分析』で自宅にはプロ仕様のものをはじめ、戦術ボードを複数持っていると、以前サッカー番組で明かしていました。また、戦術をイチから学ぶべく、中学2年生の時にサッカー4級審判員の資格を取得。小学生の時は地元のクラブで男子数十人の中に混ざってサッカーをプレーし、低学年の頃は中へ切り込んでシュートを決めることもあったとか。一方、高学年になると男子との接触プレーへの恐怖心もありボランチを志願。コーチから『女子のトレセンに招待されているぞ』と言われたそうですが、中学受験もあって諦めたそうです。今回のW杯番組での活躍も納得できますよね」(テレビ情報誌の編集者)
影山はアイドルとしても一風変わった経歴の持ち主。名門・筑波大学附属高校を卒業した秀才なのだが、そのキャリアは決して順風満帆ではなく、意外と苦労もしているのだ。
2016年、日向坂46の前身グループであるけやき坂46のオーディションに合格した影山だが、学業に専念するため2018年6月から芸能活動を休止。その後、2020年5月に活動再開することを発表したが、その際に更新された自身のブログでは、「無事に高校を卒業することができました!」としつつ、大学受験について「最後まで頑張り抜いたものの自分で納得のいく結果を出せませんでした!」と告白。さらに浪人するか否かについて悩み、「計り知れないプレッシャーや自分自身と戦いもがき苦しみながら自分の将来と本当にやりたいことはなにかを考え続けました」とつづっており、いろいろと葛藤があったことがうかがえる。