討幕に成功した後醍醐天皇は、古代の天皇親政の復活を願って「建武の新政」を行うが、約2年半の試みに終わった。そして建武3(1336)年11月、足利尊氏が室町幕府の基本法である「建武式目」を定め、室町時代が始まる。建武式目は、鎌倉時代に北条泰時が定めた「御成敗式目」(前述)を受け継いだもので、戦国大名の家法や江戸幕府の武家諸法度(1615年)にも引き継がれた。
(構成 地人館/生活・文化編集部)
討幕に成功した後醍醐天皇は、古代の天皇親政の復活を願って「建武の新政」を行うが、約2年半の試みに終わった。そして建武3(1336)年11月、足利尊氏が室町幕府の基本法である「建武式目」を定め、室町時代が始まる。建武式目は、鎌倉時代に北条泰時が定めた「御成敗式目」(前述)を受け継いだもので、戦国大名の家法や江戸幕府の武家諸法度(1615年)にも引き継がれた。
(構成 地人館/生活・文化編集部)