九州北部地方(山口県を含む)では今後2週間程度、平年に比べて降水量が多く、日照時間の少ない状態が続く見込みです。

九州北部地方(山口県を含む)では6月4日頃から、
前線や湿った空気の影響を受けて曇りや雨の日が多くなっています。
このため、平年に比べて降水量が多く、
日照時間の少ない状態が続いています。
6月4日から7月14日までの降水量(ミリ)と平年比(%)を見ると
地点   降水量  平年比
下関   646.0   150%
山口   639.0   133%
福岡   567.5   142%
佐賀   809.5   155%
大分   800.5   199%
長崎   790.5   174%
本   970.5   156%
各地で平年を大きく上回り、大分では約2倍の雨が降っています。
一方、日照時間と平年比(%)は
地点  日照時間   平年比
下関   161.4     81%
山口   132.2     68%
福岡   184.0     95%
佐賀   159.0     87%
大分   149.3     74%
長崎   143.4     79%
熊本   163.7     85%
曇りや雨の日が多くなった分、ほとんどの地点で日差しは少なくなりました。
今後2週間程度も、
平年に比べて降水量が多く、
日照時間の少ない状態が続くおそれがあるため、
引き続き農作物の管理に十分注意してください。
※九州北部地方(山口県を含む)の梅雨明けの平年日は7月19日ですが、
今年の梅雨明けは平年よりも遅くなりそうです。