今日の北海道付近は大気の状態が非常に不安定となっており、夜の9時頃までは雷を伴った非常に激しい雨の降る恐れがあります。14時18分に、記録的短時間大雨情報が発表され、釧路地方の白糠町北部付近で約80ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
![北海道で記録的短時間大雨情報 発表](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/a/2/580mw/img_a2e63ef4870217cfa16800c99dd3b402102886.png)
これから夜9時頃にかけての警戒事項!
先程、記録的短時間大雨情報については速報としてお伝えしましたが、北海道の今後の見通しです。
上空に寒気を伴った低気圧が北海道付近を通過しており、大気の状態が非常に不安定となっています。
夜の9時頃にかけて、雷を伴って雨脚の強まる所があります。特に大雨警報が発表されているオホーツク海側や太平洋側東部では、1時間に降る雨の量が50ミリから60ミリと非常に激しい雨となる恐れがあります。低い土地への浸水に厳重な警戒が必要です。
また、昼過ぎには太平洋側で竜巻注意情報が発表されましたが、引き続き竜巻のような激しい突風の発生する恐れもあります。発達した積乱雲が近づいてきたり、急に冷たい風が吹くなど、空の変化があったら、頑丈な建物に移動するなど安全を確保して下さい。
![北海道の警戒事項](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/e/5/580mw/img_e51ab0b0b48d09e7ba4fa0e45fd5218557672.jpg)
“1時間に60ミリの雨”ってどんな雨?
1時間に降る量が60ミリの雨というのはゴーゴーと滝のように降る雨で、傘が全く役に立たないほどの非常に激しい雨です。水しぶきで視界も悪くなりますので、車の運転は危険を伴います。
大雨警報が発表されているオホーツク海側と太平洋側東部を中心に夜のはじめ頃にかけて、低い土地の浸水に警戒が必要です。
天気の回復は!?
雨は明日明け方までで、日中は天気が回復し、日本海側や太平洋側を中心に晴れ間が戻ります。
その後も13日にかけて晴れ間の出るところが多く、13日の旭川の予想最高気温は30度で、5月22日以来、52日ぶりの真夏日となる見込みです。
内陸を中心に真夏並みとなり、身体に堪える暑さとなるため、熱中症に注意が必要です。
![](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/4/6/120m/img_464df0d55fa563a016270dbba496931b436661.jpg)