コロナ禍のために3年ぶりの実施となった「新年一般参賀」。何よりも注目を集めたのは初めて参加される天皇皇后両陛下の長女、愛子さまだった。ご自身の性格を「人見知りなところがある」という愛子さまだが、緊張もされたであろうが堂々とした姿であった。そして、美しかったのは淡い水色のドレス。こうしたドレスや服選びに関して、皇室解説者に聞いた。
【写真】たしかにシンクロ!雅子さまと愛子さまのドレス姿はこちら!
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3年ぶりの一般参賀の報道の見出しには「愛子さまが成年後初めての出席」という言葉が必ずといっていいほどついており、愛子さまへの注目の高さがうかがえる。
天皇陛下、雅子さまに続き、皇族の方々が宮殿・長和殿のベランダにお出ましになり、愛子さまは雅子さまの隣に並ばれたが、おふたりのドレスは色もデザインも異なるものの何となくフォルムが似ている。このことに、著名人のスタイリングも手掛けるスタイリストがこう解説をする。
「今回の雅子さまと愛子さまのドレスは、長和殿のベランダの全景が映し出されたときによくわかるのですが、フォルムがそっくり! お手振りのときは上半身しか見えませんし、さらには皇居東庭に集まった一般参賀に参加のみなさんからは肉眼では女性皇族のみなさんのドレスの細部までは認識できないので、もしかしたら、雅子さまと愛子さまのドレスのシンクロはかなり計算されたものでは? と拝見しておりました」
続けて、愛子さまのドレスの細部に関してこう解説する。
「愛子さまは襟が上品に立ち上がった淡い水色のドレスをお召しになっていました。初めてのとか若々しさというキーワードが浮かびますが、もちろん気品もあって、フレッシュな品格が表現されていましたね。イヤリングはパールが2粒のもので、雪だるまみたいな形のかわいさといいますか、1粒よりも若々しく、本当にさりげなくおしゃれなうえに上品。ブローチもパールをあしらったもので、お手振りの場面ということで、やや高い位置に付けられているのではないかと思います」