会見でポーズを取るTKOの木本武宏(左)と木下隆行
会見でポーズを取るTKOの木本武宏(左)と木下隆行
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 巨額の投資トラブルが発覚して芸能活動を休止していた「TKO」の木本武宏(51)が1月23日、相方の木下隆行(51)とともに都内で会見を行った。

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 昨年7月に投資トラブルが発覚して以降、約半年ぶりに公の場の姿を見せた木本。まず一人で会見に臨んだ木本は、冒頭に深々と頭を下げながら謝罪。この時期まで会見が遅れた理由として「詐欺の可能性が高いかもしれないので、もっと詳細に調べた方がいいと弁護士から言われた」「連絡が取れない関係者もおり、会見をすることで刺激してより悪い状況になるのを避けるため」などと釈明した。

 その後、これまでの経緯を報告。木本は2017年頃に仮想通貨にハマり、暴落したことをきっかけに仮想通貨仲間からFXトレーダーのA氏を紹介されたという。次第にA氏にお金を預けてトレードを任せるようになり、10人近くの友人も紹介。ところが、何カ月か経つとA氏と連絡が取れなくなったという。

 さらに、A氏の被害に遭った投資仲間たちと話し合っているうちに、同じくA氏にお金を預けていたというB氏と連絡を取り合うように。もともと、B氏は木本の10年来の友人でもあり、「最近不動産投資でうまくいっている」とのうわさも耳にしていた。そのB氏からも不動産投資を勧められ、わらにもすがる思いで木本自身やA氏への投資仲間、別の知人の計4人でB氏にお金を預けたものの、最終的にこちらも連絡が取れなくなってしまったという。

 A氏絡みのトラブルでは最大で1億7000万円もの被害があったが、そのうち6000万円はすでに返ってきているという。投資仲間に対しては、木本自身の車や腕時計、家財などを処分して弁済。現在はA氏からの返済もスタートしているそうだ。

 一方、B氏絡みのトラブルについては最大で5億円の被害があり、そのうち1億6000万円はすでに返って来ている状況。さらに最近はB氏と連絡がついて、今後の返済計画も確認できているらしい。

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謝罪会見なのに笑顔を浮かべている