今年の正月は春のような暖かさ。この暖かさは、多くの人が仕事始めを迎える明日も続く。その後ジワジワ気温が下がり、金曜日からは全国で冬本来の寒さに。雪の範囲も広がる見込み。

     
     

月曜も関東以西は春本番 鹿児島は20度予想

待ちに待った仕事始めの明日も、関東から西は広く晴れ。朝の冷え込みは弱く、職場への足取りも軽快に★
日中の気温は広く15度以上と、4月並みの陽気。
鹿児島の最高気温は20度の予想。「暖かい」イメージの強い鹿児島でも、1月の上旬に20度以上となるのはめったにないことで、直近でも2000年の1月6日(21度2分)。予想通り20度まで上がれば、16年ぶり、ということに。
北陸と東北も、この時期としては気温が高く、広く3月並み。北陸は雨で、東北は日本海側を中心に湿った雪や雨。
北海道は、ひと足早く、この時期らしい寒さに。いったん解けた雪が、再び凍って、路面がかなり滑りやすくなるため、足元には十分な注意が必要です。

火曜 暖かさはトーンダウン

火曜日も、ほぼ全国でこの時期としては高めですが、月曜日ほどではない見込み。
前線や湿った空気の影響で雲が広がりやすくなるため、関東から西も最高気温が15度を超える所は少なくなります。
東京で14度、大阪で13度、福岡で12度の予想。福岡を含め、九州は広く雨となりそうです。
水曜日からは、さらに気温は下がってきます。

金曜以降 全国で冬本来の寒さ 北陸から山陰の平地も雪に

金曜日には、全国的に、平年並みか「低い」気温に。
冬型の気圧配置が強まるため、北海道だけではなく、東北から北陸も広く雪で、近畿北部や山陰、九州北部も冷たい雨となりそうです。晴れる太平洋側も冷たい北風が吹いて、最高気温は、東京と名古屋で9度など、10度に届かない所も。
土日も、天気の傾向は金曜日とほとんど同じですが、近畿北部や山陰の平地でも雨から雪へと変わる見込み。
関東から西の太平洋側も、さらに気温が下がり、この週末とは一転、ダウンコートや手袋、マフラーが必要な寒さとなりそうです。