今オフには元阪神のスアレスが5年総額4600万ドル(約59億2000万円)でパドレスと、元日本ハムのクリス・マーティンが2年総額1750万ドル(約22億5000万円)でレッドソックスと、元日本ハム、ソフトバンクのニック・マルティネスが3年総額2600万ドル(約33 億5000万円)でパドレスと契約を結んでいる。元助っ人投手たちが軒並み大型契約を手にしており、ムーアも彼らに続きたいところだ。間もなく始まる春季キャンプまでに去就がまとまるか注目したい。

 他にも、2021年シーズンに首位打者となった元DeNAのユリエスキ・グリエル(前アストロズ/38歳)も去就が未定。昨年は前年の活躍から一転、打率.242、8本塁打、53打点と成績が下がり、今季で39歳という年齢もあり、ここから手を挙げる球団があるか微妙なところだ。

 ここで挙げた選手は実績もあり、春季キャンプまでに去就が決まる選手も決して少なくないだろう。だが、最初に挙げたバウアーは実績があるものの、状況的にメジャー球団が手を挙げることがなければ、アジアへ活躍の場を求めるかもしれない。果たしてそれはNPBになるのか。他の選手の動向も含め、目が離せない状況が続く。

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