6日 本州付近は低気圧や前線の通過で広く雨。7日は再び冬型の気圧配置が強まり、北海道や東北、北陸は大荒れの恐れ。暴風や猛ふぶきによる交通機関の乱れ、高波に警戒して下さい。
この記事の写真をすべて見る6日 南から北寄りの風へ
前線を伴った2つの低気圧が日本付近を発達しながら進みます。
九州は昼ごろまで雨雲がかかるでしょう。
中国、四国から北陸、東海は日中は広く雨が降る見込みです。
関東は夕方は雨具が必要でしょう。
東北や北海道は昼ごろから冷たい雨や湿った雪が降る見込みです。
前線が通過する時は、雷が鳴ったり、雨や風が強まることがあります。落雷や突風、傘をさして歩く際や車の運転にはご注意下さい。
日本付近には南から相対的に暖かい空気が流れ込み、広い範囲で雨が降る見込みです。大雪となった所では、なだれや融雪による土砂災害、川の増水に注意して下さい。
前線通過後は南から北寄りの風に変わります。雨のあとは再び寒気が流れ込むでしょう。
夕方以降はグッと気温が下がりそうです。暖かい服装でお出かけ下さい。
7日 低気圧はさらに発達
低気圧は千島近海へ進み、さらに発達しながら冬型の気圧配置が強まります。
日本海側では広く雪が降るでしょう。天気図を見ると、北日本を中心に等圧線の間隔がかなり狭くなっています。
北海道や東北、北陸では風がさらに強まるでしょう。何かにつかまっていないと、立っていられないほどの非常に強い風が吹く見込みです。海上では大しけとなるでしょう。
暴風や猛ふぶきによる交通機関の乱れ、高波に警戒して下さい。
また、全国的に寒中らしい厳しい寒さになります。風邪をひいたり、インフルエンザにかからないよう、お気をつけ下さい。
8日から週末にかけても冬型の気圧配置が続き、日本海側は積雪が増える恐れがあります。
お出かけの際は、最新の気象情報を確認するようにしましょう。