BE NATURAL/「本日のおまかせランチ」は2200円。使っているカトラリーは購入することもできる。店内は「日の光の入り方がとても素敵」(6151さん)で、どこを撮っても絵になる
BE NATURAL/「本日のおまかせランチ」は2200円。使っているカトラリーは購入することもできる。店内は「日の光の入り方がとても素敵」(6151さん)で、どこを撮っても絵になる
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 Instagram での活動をきっかけに、フリーランスの写真家に転身した6151さん。フォロワー数は12万人を超え、企業タイアップなどで全国を飛び回るかたわら、フォトワークショップの講師としても活躍中だ。3月23日発売のトラベルガイド「&TRAVEL 沖縄 2024」は、6151さんの沖縄photo tripに同行。6151さんのフィルターを通して捉えた沖縄の最新フォトスポットを紹介している。見ればいますぐ行きたくなる、新しい沖縄の景色の一部を特別に公開したい。

【写真】最新! 人気の写真家が捉えた沖縄のフォトスポットはこちら

【小高い丘の上にある秘密のレストラン】

 まず、6151さんが訪ねたのは、自然いっぱいの南部エリア。丘に登る細い道をたどっていくと、そこに、木々に囲まれた一軒家カフェを発見した。「BE NATURAL(ビーナチュラル)」と名付けられたカフェのメニューは、その時期に沖縄でとれる野菜や地魚をつかった「本日のおまかせランチ」2200円のみ。3週間ごとに内容が変わる一期一会の料理と共に、大きな窓から光がたっぷり注ぎ込む空間を楽しんで。

【全部欲しくなる!ここにしかない器たち】

一翠窯/使うと心が明るくなりそうな写真の角皿(小)は2300円から。6151さんは「どの子も主役になれるように」と真上から撮影した。工房は青、ショップは白が基調の建物になっている
一翠窯/使うと心が明るくなりそうな写真の角皿(小)は2300円から。6151さんは「どの子も主役になれるように」と真上から撮影した。工房は青、ショップは白が基調の建物になっている

 西海岸エリアでは、陶芸家の高畑伸也氏が2005年に立ち上げた窯元「一翠窯(いっすいがま)」を訪ねた。工房兼売店では、一番大きなテーブルに色とりどりのかわいい器たちが並ぶ。やちむんの伝統的な釉薬に加え、色鮮やかな釉薬も使ったモダンなデザインが特徴で、どれも個性的。全部欲しくて、思わず身もだえるしそうになるほどだ。定番の角皿以外にも、マカイ(沖縄の言葉でお椀や丼のこと)や植木鉢、花瓶などが豊富にそろっている。

【きらめく海をひとり占めできる場所】

星野リゾート バンタカフェ/趣の異なる4つのエリアがあり、好きな場所でくつろぐことができる。透明なソーダにカラフルなジュレが浮かぶ「ぶくぶくジュレソーダ」(1000円)を是非
星野リゾート バンタカフェ/趣の異なる4つのエリアがあり、好きな場所でくつろぐことができる。透明なソーダにカラフルなジュレが浮かぶ「ぶくぶくジュレソーダ」(1000円)を是非

 沖縄での宿泊は、沖縄の原風景が残る読谷村の美しい海岸に寄り添うように立つラグジュアリーリゾート「星のや沖縄」。その館内もさることながら、併設の「星野リゾート バンタカフェ」に吸い寄せられた6151さん。ビーチに最も近い席「海のテラス」なら、波音と海風を浴びながら絶景をひとり占めできる。引き潮の時はまた違った景色を楽しむことができ、美しい夕日も必見だ。ここで写真を撮るなら、「風景とのコントラストを意識して、洋服の色を選んで」(6151さん)。そうすることで、人物の存在感が際立ち、物語を感じる仕上がりになるという。

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絵本のようなツリーハウス