だけど、言い始めるとあれもこれもとドンドン言ってしまいそうで、私も短気なので、それでバレエが楽しくなくなったら、申し訳ないじゃないですか。私も初心者なら息子と一緒に学びながら、教えるということもできると思うんですが。
なので、バレエについては教えるのを我慢しています。先生は息子にあったペースで教えてくれているので、そのやり方を信頼して、お任せしています。
だけど、どうしても気になったので、ジャンプしたときの手足とあいさつについて少しだけアドバイスをしました。合同練習の次の日に一緒にリハーサルの動画を見ながら、「すごく格好いいと思うけど、ミッキーと一緒に踊っていたお兄さんはどう踊ってたかな」と息子が憧れているディズニーのダンサーを引き合いに出しながら「こうすると、もっと格好いいよ」という感じですね。
発表会にはryuchellとryuchellのお母さん、あと私の母も来る予定です。息子がどこまでできるか楽しみです。
残りの日は、飼い犬のアリソンと散歩しながら、息子と一緒に色んな公園に行って、遊びました。
最終日は少し大変でした。宿題があって、学校から持って帰ってきたお人形と一緒にどこに行った、とか、本を読んだ、とか思い出をつくって、それを写真や文字でまとめるというものです。
一週間分の春休みの思い出をまとめるのですが、これは文章を英語で書く必要があるんです。息子は英語の単語は書けたりするのですが、文章では書けないです。なので、私がスマホで調べながら、簡単な英文を書いて、息子には「ballet(バレエ)」とか一部の単語を書かせました。
息子はどんどん飽きてくるので、「誰の宿題やねん」とかツッコミながら、一日かけて終えました。子どもの宿題って、保護者が大変なんですよね(笑)。
(構成/AERA dot.編集部・吉崎洋夫)