秋篠宮さま紀子さまは学習院大学で知り合い、約5年にわたる「恋」を実らせてゴールインした。早い段階で秋篠宮さまが紀子さまにプロポーズ。紀子さまは時間をかけて気持ちを整理し、交際を重ねて二人の愛情を深めた。メールも携帯電話も普及していない時代だから、秋篠宮さまが留学した時期には国際電話で気持ちを確かめ合った。

「私たちの間では、何ひとつ隠し事はなかった」

 ご夫妻はそのころ、そう話していた。

 そのご夫妻が眞子さまの紹介で初めて小室さんに会ったのは2013年頃。「非常にまじめな青年」という印象だった。以来、約5年間。両親と同じように長い時間をかけ、丁寧に恋を成就させようとする二人に、ご夫妻は当初「祝福」の気持ちでいっぱいだった。それだけに、

「スカイプなどで外国にいても頻繁に連絡をとりあっているのだから、そのくらいのお話は出ていると思っておりました」

 と秋篠宮さまは知人に漏らしている。紀子さまは娘を案じる思いを友人に打ち明けた。

「たぶん眞子のほうはすべてを小室さんに話していたと思います。だから、なぜ、という思いが、眞子のなかで、抑えても抑えてもわき上がったろうと思います」

 眞子さまはそのせいか、昨年から今年にかけて体調をひどく崩した。咳がとまらず、しばしば熱が出た。宮内庁病院でも何度か診察を受けた。

 仕事の時はそんなそぶりも見せなかったから、マスコミも、接した人も、ほとんど気付かなかった。小室さんにすら、体調の悪化を隠して笑顔を向け続けていたようにみえる。

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