集まった人たちにこたえて手を振る眞子さま。笑顔を絶やさない/8月8日、鳥取県境港市 (c)朝日新聞社
集まった人たちにこたえて手を振る眞子さま。笑顔を絶やさない/8月8日、鳥取県境港市 (c)朝日新聞社
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会見のさなか、互いに目を合わせる秋篠宮さまと紀子さま。結婚前からよく話し合い、「何ひとつ隠し事はなかった」という/11月22日(写真:代表撮影)
会見のさなか、互いに目を合わせる秋篠宮さまと紀子さま。結婚前からよく話し合い、「何ひとつ隠し事はなかった」という/11月22日(写真:代表撮影)
眞子さまと小室圭さんのこれまで(撮影/写真部・馬場岳人)
眞子さまと小室圭さんのこれまで(撮影/写真部・馬場岳人)

 秋篠宮さまの誕生日を前にした記者会見で、眞子さま結婚問題の行方について問われたご夫妻。現状では「納采の儀」は行えないことを明らかにし、娘を思う親心を率直に吐露した。

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「家族として非常に難しい状況の中にありますが、私は、長女の眞子がいとおしく、かけがえのない存在として感じます」

 11月22日。「いい夫婦の日」を選んで開かれた秋篠宮ご夫妻の誕生日会見で、紀子さま(52)は、こう話した。隣には30日で53歳になる秋篠宮さま。誕生日の前に年1度、記者たちのさまざまな質問にご夫妻で率直に答える場だ。

 例年、紀子さまは、子どもたちの日常の様子や成長ぶりを丁寧に描写してきた。だが、今年は少し違った。娘に寄せる「母」の思いを、切々と訴えた。

 記者会から事前に寄せられていた質問は一言でいえば、眞子さま(27)と小室圭さん(27)の「結婚問題の行方」だ。

 眞子さまと婚約が内定していた小室さんをめぐり、スキャンダラスな報道が週刊誌をにぎわせ始めたのは、昨年後半ごろからだった。亡くなった家族の話。さらには「カネの話」が小室さんの母の婚約者だった男性から提起された。小室さんの学費や留学の費用を「貸した」とする訴えだ。当時のメールや写真、通帳といった「証拠」が繰り返し週刊誌に登場した。

 秋篠宮ご夫妻にとっては、寝耳に水だった。眞子さまですら、何も知らされていなかったようだ。ご夫妻の小室さんへの信頼が揺らぎ始めた。

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