「OTEKOMACHI(大手小町)」(17年4月10日配信)では、人から「こうやったほうがいい」と言われると、たいていの場合「ああ、そうか」と思うタイプと自身について分析。ひとつ芯があれば、あとは柔軟でいたいと思っており、日テレのアナウンサーとしての軸を持ちつつ、あとはフワッと受け身がとれるようにしていると語っていた。そうした柔軟な思考ゆえ、自分のやり方やルールに固執せず、イレギュラーな事態になっても最適な対応策が導き出せるのだろう。
■高校生のときは八方美人
こうした水卜アナの性格は学生時代から育まれていたようだ。
「学生時代については、できればみんなで仲良くしたほうがいいと思ってしまう優等生ぶったところがあった、とトーク番組で明かしていました。一方、グループをつくろうとなった際、全体を見てしまい、気付いたら自分が1人になっていたこともあったとか。高校のときも『0点取った!』『変顔したる!』など、面白い自分になる努力をしたといいます。優等生っぽい性格を自分の意思で変えたようですが、もともとの八方美人な性格は、良く言えば周囲との協調性を大切にするということ。『全体を見てしまう』というクセも自然と鋭い観察力が養える。そんな学生時代があったからこそ、空気を読んで器用に振る舞える能力が開花したのかもしれません」(同)
もちろん、それも日々の努力のたまものだろう。女性アナウンサーに詳しい芸能ライターは言う。
「水卜アナが新人アナウンサー研修の講師を務める場面が以前に放送されたのですが、フリートーク形式で水卜アナが『最近驚いたことは?』『最近怒ったことは?』と、次々に質問を投げかけていたんです。その意図としては、番組で話題を振られたときに『何も思いつかなくて』みたいなことがしょっちゅうあったという自身の経験によるもので、『日々にあったちょっとしたことを大事にしよう』とアドバイスを贈っていました。好感度の高さが注目されがちな水卜アナですが、そのスキルは相当なもので、アナウンサーになるべくしてなった人物だと思います」