
Amazon Fashionが東京コレクションのスポンサーになったのは2016年。「メルセデス・ベンツ ファッション ウィーク 東京」は、「アマゾン ファッション ウィーク 東京」になった。
2年目の17年、ファッション ウィーク期間中に開かれたスペシャルプログラム「AT TOKYO」では、sacaiやUNDERCOVER、TOGAなどのショーを開催。Amazon Fashionはここに、全国のデザイン学校、服飾学校の学生たちを招待した。世界クラスのショーを体感してもらい、次世代のデザイナーの背中を押したかったという。
世界で活躍する日本人のショーを東京で見る機会は、そう多くない。アマゾンジャパン合同会社のファッション担当バイスプレジデント、ジェームズ・ピータースは言う。
「米国の事例で、新しいイノベーションを起こしてファッション業界全体をサポートすることが、結果的にお客さまの満足感やハッピーにつながることが分かりました」
多様な個性があり、それぞれが芸術的な日本のデザインは、スペシャルなものだ。
「作品を着ることで、アーティストの世界に飛び込める。ファッションはエモーショナルな体験だと思っています」
(文中敬称略)(編集部・柳堀栄子)
※AERA 2018年1月29日号